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動画公開中 更新日:2021.12.08

2021年11月27日 設立記念フォーラム開催

ジャパンワンヘルスネットワーク財団設立記念フォーラム
「ヒューマンネットワークがささえる次世代の感染制御」

当フォーラムはおかげさまで多くの皆様にご参加をいただき、盛会裡に終了することができました。
参加者ならびに関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

ジャパンワンヘルスネットワーク財団
設立記念フォーラム開催にあたって

本年6月15日に、ジャパンワンヘルスネットワーク財団が設立されました。 
現在、新型コロナ感染症が世界的に大流行しており、世界各国で危機的状況が続いています。まさに、感染症の問題は「社会全体の危機:クライシス」であり、この課題に取り組むためには、医療機関、自治体、大学、企業・団体、メディア、国民等がヒューマンネットワークを構築し、連携協力し安全・安心な社会の実現に向けて活動していく必要があります。
本財団は、感染症や自然災害など、様々なリスクへの対応において、ヒューマンネットワークによるワンヘルス・アプローチを実践し、より健康になる未来を創造することを目指して設立されましたが、このたび、「ヒューマンネットワークがささえる次世代の感染制御」をメインテーマとして、設立記念フォーラムを開催することとなりました。
キーノートスピーチに続き、ワンヘルスシンポジウムとして、我が国を代表する3名の先生方に講演をいただきます。
多くの方々の御参加をお待ちしております。
   ジャパンワンヘルスネットワーク財団
     代表理事 賀来 満夫

開催日時

2021年11月27日(土曜日)13:00~15:00

開催方法

Webフォーラム

定員

1,000名(先着順)

プログラム

13:00~ ご挨拶・設立趣旨説明
  代表理事 賀来 満夫
13:10~ 来賓ご挨拶
・東京都知事 小池 百合子 様

・島津製作所 エグゼクティブ・リサーチ フェロー
 田中耕一記念質量分析研究所 所長 田中 耕一 様

・国立感染症研究所 所長 脇田 隆字 様

・読売新聞グループ本社 代表取締役社長
 読売巨人軍 取締役オーナー 山口 寿一 様

・公益社団法人 日本プロサッカーリーグ チェアマン 村井 満 様
13:20~ キーノートスピーチ
「ヒューマンネットワークは最強のワクチン:ワンヘルスで繋がる人・動物・環境」
  賀来 満夫
13:50~ ワンヘルスシンポジウム
ナビゲーター:賀来 満夫

1.「新型コロナウイルス:これまでにわかったこと」
 河岡 義裕 先生
  国立国際医療研究センター国際ウイルス感染症センター長
  東京大学医科学研究所特任教授
  ウイスコンシン大学教授

2.『新型コロナウイルス感染という「疫」から免れる方法=免疫』
 宮坂 昌之 先生
  大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授
  大阪大学名誉教授

3.「新型コロナウイルス感染症対応における情報共有化」
 野中 誠 先生
  La Jolla Institute for Immunology ラホヤ免疫研究所創業所長
14:50~ 閉会のご挨拶
  賀来 満夫

司会:吉田 眞紀子(財団事務局長代行)

シンポジストのご紹介

河岡 義裕 先生

北海道大学獣医学部卒業、獣医学博士。St. Jude Children's Research Hospital教授研究員を経て、ウイスコンシン大学獣医学部教授、東京大学医科学研究所 特任教授、 国立国際医療研究センター 国際ウイルス感染症研究センター長。野口英世記念医学賞 (2002年)、ロベルト・コッホ賞(2006年)、武田医学賞(2007年)、日本農学賞・読売農学賞(2010年)、紫綬褒章(2011年)、国連教育科学文化機関(ユネスコ)カルロス・フィンレイ賞(2015年)、日本学士院賞(2016年)などを受賞。 米国科学アカデミー外国人会員(2013年)。

宮坂 昌之 先生

医学博士・PhD。
1947年 長野県生まれ。
1973年 京都大学医学部卒業、
1981年 オーストラリア国立大学大学院博士課程修了。
その後、金沢医科大学血液免疫内科、スイス・バーゼル免疫学研究所、東京都臨床医学総合研究所を経て、大阪大学医学部教授、同・医学研究科教授を歴任。
2007年~2008年日本免疫学会会長。
2013年~2018年フィンランド学士院招へい教授。
著書に『標準免疫学』(医学書院)、『免疫と「病」の科学』、『免疫力を強くする』、『新型コロナ7つの謎』(いずれも講談社ブルーバックス)、『新型コロナワクチン 本当の「真実」』(講談社現代新書)

野中 誠 先生

横浜市出身。東京慈恵会医科大学卒業後に内科大学院に入学して腎臓病学を学んだ後、千葉大学免疫学教室に国内留学。多田富雄教授の東大移籍に帯同して同大免疫学教室に移動。その後、米国Scripps Research Instituteでリサーチフェロー(細胞発生免疫学)として基礎研究に従事。1981年に東大免疫学教室に戻るが、1983年に再び米国に帰りMedical Biology Instituteを経て1988年にLa Jolla Institute for Immunologyを設立。その後40余年の間に、医療の近代化と改革のために創薬や医療機器を含む各種技術開発を目指してバイオテク、ヘルステク、ハイテク企業の設立を行っている。日米で大学、研究機関、公的研究支援機関等の理事や顧問を務める。